Kyoto tsu
京都通
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- 2019/03/16
第344回 玄武神社『京都三大奇祭で知られる、やすらい祭発祥の神社』
京都御所の北西に位置する「玄武神社」。玄武(げんぶ)とは青龍(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)、朱雀(すざく)とともに王城を守る四神の一つで、平安京の北方を守護する社であることから、玄武神社と名付けられました。
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- 2019/02/23
第343回 首途八幡宮『旅行安全のご利益がある義経ゆかりの八幡さん』
織物の町で知られる京都・西陣にある「首途八幡宮(かどではちまんぐう)」。創建の時期は定かではありませんが、平安京の頃からあったといわれており、ここは大内裏(平安京の宮城)の北東の隅に位置するため、古くから王城鎮護の神とされていました。大分県の宇佐八幡宮より、御神霊を勧請し祀られたのが始まりで、誉田別尊(ほんだわけのみこと/応神天皇)、比賣大神(ひめおほかみ)、息長帯姫命(おぎながたらしのみこと/神功皇后)の三神が祀られています。
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- 2019/01/19
第342回 大原の里『豊かな自然と田舎風情が満喫できるお宿』
京都の中心街から比叡山の方へ向けて山道を進むと、1時間も経たないうちに、豊かな自然に囲まれた隠れ里「大原」にたどり着きます。周囲には三千院や宝泉院など多くの寺院が建つこの地は、古くから俗世を離れて仏に救いを求めた人たちが訪れた、そんな隠棲の地でした。この辺りは特別風致地区で、新しい建物は基本的には建てられないため、茅葺屋根の民家や広大な田畑といった昔のままののどかな風景が広がります。
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- 2018/12/15
第341回 松ヶ崎大黒天『京都の表鬼門を守る、松ヶ崎の大黒さん』
毎年8月16日に火が灯される、京都の夏の風物詩「五山の送り火」。その送り火のうち、「妙法」で名高い松ヶ崎山のふもとに、約400年前の江戸初期に創建された「松ヶ崎大黒天」はあります。
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- 2018/11/10
第340回 霊鑑寺『椿と紅葉が雅やかな皇室ゆかりの谷の御所』
哲学の道から山の手に少し上がったところに位置する、臨済宗南禅寺派の「霊鑑寺」。大文字山(如意ケ嶽)のふもとにある霊鑑寺は承応3年(1654年)、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の皇女である多利宮(たりのみや/浄法身院宮宗澄尼)を開基として創建された尼門跡寺院です。
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- 2018/10/20
第339回 島津製作所 創業記念資料館『日本の科学技術を支えた技術者親子の功績を知る』
明治8年(1875年)に京都で創業して以来、私たちの暮らしを支える様々な医療機器や理化学器械を製造・販売し、日本の近代科学技術の発展に大きく貢献してきた「島津製作所」。平成14年(2002年)には同社の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞し、日本の企業に属する研究者では初の受賞者ということで大きな話題となりました。
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- 2018/09/13
第338回 十輪寺『平安時代の歌人・在原業平ゆかりの洛西の古刹』
京都市の郊外、田園風景が残る大原野にある天台宗のお寺「十輪寺」。緑に囲まれた石段を上り、風雅な山門をくぐると、静かなたたずまいの中に庫裏や本堂が姿を現します。ここ十輪寺の創建は、今から1100年ほど前の嘉祥3年(850年)。文徳天皇の后である染殿(そめどの)皇后(藤原明子/ふじわらのあきらけいこ)に世継ぎが生まれなかったため、天台宗の開祖・最澄作の延命地蔵菩薩を安置し、世継ぎ祈願を行ったのが始まりとされています。
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- 2018/08/11
第337回 正寿院『ハートの窓と風鈴が出迎えるフォトジェニックなお寺』
今回は京都市内から少し足を延ばして、緑あふれる自然に囲まれた宇治田原町へ。今、この町にある正寿院が大きな話題を集めており、連日、全国から多くの方が参拝に訪れます。正寿院はおよそ800年前に建てられた高野山真言宗のお寺で、飯尾山にかつてあった医王教寺(いのうきょうじ/養老元年717年創建、現在は廃寺)の塔頭寺院として建立されたと伝わっています。
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- 2018/07/14
第336回 大蓮寺『大きな蓮に心が和む、安産祈願のお寺』
京都の中心街から平安神宮に向かう途中、お寺が立ち並ぶ一角に浄土宗の寺院「大蓮寺」があります。正式名称を「引接山 極楽院 大蓮寺(いんじょうざん ごくらくいん だいれんじ)」といい、かつては五条若宮(五条西洞院あたり)にありましたが、五条通の拡張に伴い、昭和20年に現在の東山二条に移りました。
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- 2018/07/05
第335回 五智山 蓮華寺『五体の石像・五智如来が出迎える御室の名刹』
京都の御室といえば世界遺産で知られる仁和寺が有名ですが、こちらも是非足を運んでいただきたいのが、仁和寺のすぐお隣にある「五智山 蓮華寺」です。京都には天台宗の蓮華寺が八瀬にあり、混同されるかもしれませんが、ここ五智山 蓮華寺は真言宗御室派の別格本山で、天喜5年(1057年)、後冷泉天皇の勅願によって、藤原康基が不動明王像を安置したのが始まりとされています。
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