定番を、あえて新しくするという挑戦

これまでもお客様にご愛顧いただいていた抹茶わらび餅を全く新しくする、それは「挑戦」でした。
その挑戦にあたり、伊藤久右衛門は三つの大きな柱を立てました。
一つめは、瑞々しくもっちりとろりとした食感。
二つめは、わらび餅全体に馴染む抹茶蜜の甘さ。
三つめは、抹茶黒須きなこの芳ばしい香りとほろ苦さ。
基本に立ち返りつつ、お茶屋にしか作れない「抹茶わらび餅」を目指しました。

こころが和らぐ本わらび粉の食感と抹茶黒須きなこの香り

お皿の上に佇む抹茶わらび餅。
思わずため息がもれる瑞々しさ。深緑の美しさが室町時代から存在する、このお菓子の歴史を感じさせる。
口に含んだ瞬間、舌に馴染む感覚。喉をつるりと通り、抹茶の香りがふわり鼻に抜けていく…熱いお茶と一緒にしばらくの間目を閉じる。
ある日に散策した、京都の街並み。ふと入ったお店で食べたわらび餅。
思い出と一緒に味わっていただけるような食感を目指しました。

定番のわらび餅だからこそ上質な国産素材を選りすぐりました

当店の定番であるわらび餅を新しくするためには、これまで以上に素材のひとつひとつにこだわる必要がありました。

もっちりやわらか食感、本わらび粉

わらび餅には国産の本わらび粉を使用しています。独特のもっちりとろりとした食感は、本わらび粉によるものです。
加工でんぷんのみのわらび餅も多い中、本わらび粉をたっぷりと使用し、贅沢な味わいに仕上げました。

芳ばしい香り、黒須きなこ

国産大豆を使用しています。京きなことも呼ばれる上品な黒須きなこは、大豆を深く煎るため大変香りが良く、また、皮を剥いでから粉砕しているため口当たりも良いのが特長です。
わらび餅と相性が良いとされています。

2種の抹茶をブレンドした石臼挽き宇治抹茶

わらび餅、蜜、黒須きなこ、全ての素材に伝統の石臼挽き宇治抹茶を使用しています。
2種の異なる特長をもつ抹茶をブレンドすることで、より深みのある抹茶の渋味と香りを引きだしました。

深煎りきなこの芳ばしさ、本わらび粉のもちとろ食感

お茶屋のわらび餅ですから、抹茶の配合バランスには幾重にもこだわりました。
抹茶の持つさわやかなほろ苦さと、本わらび粉、黒須きなこ、蜜、それぞれが掛け合わさることで一番美味しいバランスになるよう、繰り返し調整を重ねました。
また、わらび餅自体のもっちりとろりとした柔らかな食感を作り出すことにもこだわりました。

抹茶蜜、黒須きなこと重なり合う上品な味わい

瑞々しいわらび餅にたっぷりと抹茶蜜をかけてみてください。
少しずつわらび餅にしみ渡る蜜。わらび餅の甘さ、蜜の甘さをそれぞれ感じられ、そのあと交わるような感覚。
あとからふわっと香る黒須きなこの香り、抹茶を感じるほろ苦さと、舌の上でいくつもの味が重なって。

とろとろの絶品わらび餅

丸いパック入りで開封したら皿に開け抹茶蜜、抹茶黒須きなこでいただきます。
ひとつずつでは物足りないので一度に2つ食べてます。とろとろでホント美味しい。おつかいものにもオススメです。

リピ確です。

モチモチで今までに食べた市販のわらび餅の中で1番美味しいわらび餅でした。
きな粉も抹茶の味が濃くてわらび餅にマッチしていました。またリピしたいです。

最高に美味しいです

何度もリピしてます宇治抹茶わらび餅。抹茶きな粉と抹茶黒蜜の合わせがピカ一。もちろん抹茶のわらび餅も柔らかくねっとりしており、他のわらび餅はもう食べれませんよ。
プレゼントしたら、誰でも喜んで頂ける逸品です。

古式ゆかしい源氏物語を思わせます

古くからの雅な遊びである香道、その香合のひとつである源氏香の符号を文様にしたのが源氏香文です。
源氏香文のひとつである「早蕨」文を全面にちりばめ、さらに愛らしいお茶の花を添えました。風雅なしつらえは、ちょっとした贈り物にも適しています。

ギフトでご利用の方へ

包装・のし・手提げ袋のご対応可能です。