

上司の背中を見て湧き上がる想い
入社後に1年間、宇治本店で販売の仕事に携わり、店舗の一年の流れを経験したところで店舗企画室に異動となりました。この部署はすべての路面店の販売戦略を策定しており、販促計画や歳時に合わせたイベントの企画のほか、販促ツールの制作、店舗業務の改善なども担っています。
一緒に仕事をしている上司は、各店舗の店長をはじめスタッフたちに頼られ、他部署や協力会社の方々と丁寧に交渉を重ねながら、たくさんの仕事を同時に進めています。その様子を間近で見ていて、早く上司の助けになりたいと思うようになりました。
また、上司のように信頼される存在になることは私の目標でもあります。いま私が大切にしているのは「自分の仕事は自分で作る」意識を持つこと。きっと、そんな姿勢が周りからの信頼につながるはずです。
異動早々、自ら取り組んだ仕事
私が自発的に取り組んだ仕事のひとつに「得々市」でのレジ業務の改善があります。
得々市は、宇治本店で月に一度開催する販売会。季節のお茶をはじめとした当社の商品をご奉仕価格でご提供しており、地元の方を中心にたくさんのお客さまで賑わいます。ただ、通常の日に比べてレジが非常に混み合う上、最近はクレジットカードに加えて種々のキャッシュレス決済も導入していることから、閉店後の煩雑な集計作業がスタッフの負担となっていました。
本店時代からこの業務に問題意識を持っていた私は、作業のポイントを整理して決済方法別にマニュアル化。集計金額のズレやレジ機器の不具合といった不測の事態の対処法もわかりやすく記載しました。自分なりの気づきをもとに取り組んだ仕事ではありますが、担当者からも喜ばれ、この部署でのキャリアのいい滑り出しになった気がしています。
今後は得々市のチラシ制作を上司から引き継ぎ、中心となって進めていく予定です。お客さまの声を直接伺った経験を活かし、ご覧になった方が思わず店舗に足を運びたくなるような、ワクワクするチラシを作りたいですね。そして、今の部署で経験を積んだ後は、卸営業などの社外向けの営業活動にも挑戦してみたいと思っています。